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選ばれるアウェイになるには?

こんにちは。アウェイツーリズムの魅力をお届けする「アウェイツーリズムマガジン」です!公式noteでは、今月まとめたnoteの紹介とアウェイツーリズムに関するコラムをお届けしていきます。

今回のコラムは、「選ばれるアウェイになるには?」

アウェイ旅の常連である編集部のKondoさんが、人気アウェイ地の共通点をもとに「選ばれるアウェイになるヒント」をまとめてくれました。

選ばれるアウェイとは

Bリーグの新シーズンの試合日程、Jリーグの後半戦の試合日程が発表されました!アウェイ旅常連の皆さんは試合日程を見ながら「どの試合を観戦に行くか!」と、ワクワクしながら計画を立てていることと思います。

もちろん全試合に行くファンもいると思いますが、多くのファンは試合日程を見ながら「この◯◯戦は行きたいな」など観戦する試合を絞り込みます。

つまり、アウェイサポーターを増やすには、「選ばれるアウェイ」になることが大事です

スタジアムグルメが不親切なスタジアム、立地やアクセスが悪い、試合以外に楽しめそうなものがないなどが積み重なると「候補」に入りにくくなります。

選ばれるアウェイとは、「試合の面白さ」「立地、アクセスの分かりやすさ」「ドーム・スタジアム・アリーナ自体の魅力」「周辺観光」「思い出・おもてなしムード」「クチコミ」の6つの軸を持っている場所だと考えています。

アウェイ旅のファンが観にいく試合を選ぶ6つの軸

  1. 試合の面白さ

  2. 立地、アクセスの分かりやすさ

  3. ドーム・スタジアム・アリーナ自体の魅力

  4. 周辺観光

  5. 思い出・おもてなしムード

  6. クチコミ

①試合の面白さ

まずは、試合自体が「面白い」「注目カード」であることです
優勝などに向けて負けられない試合が多くなるほどに「現地で応援したい」と思う人は増えます。

また、ライバル関係にあるチームとの伝統的な対戦であったり、同じ地域に本拠地を置くチーム同士が対戦する「ダービー」など試合自体に何か特別な事象があるとアウェイまで行くぞ!という気持ちが高まります。

https://www.cerezo.jp/special_game/20220521/ より

②立地、アクセスの分かりやすさ

試合会場までのアクセスも大事です。限られた滞在時間を待ち時間にはしたくないからです。

ベストは、「最寄駅から歩いてすぐ」のような、多くの交通手段を使わなくても辿り着ける会場。「行きたい!」と考えてから「やっぱりいいや...」と諦めるまでの離脱は少なくなります。

公式サイトに詳しいアクセスが載っていると、探す手間が省けて便利です。バスの時刻表や臨時バス・臨時電車を臨機応変に教えてくれるアウェイ会場は良いなと感じます。

https://www.ibarakirobots.win/lp/game_20220402_20220403/ より
このように丁寧にアクセスを書いておくことが重要です。

③ドーム・スタジアム・アリーナ自体の魅力

建物自体の魅力もそうですが、運営スタッフやホームファンが作り上げる雰囲気も一つの「試合会場の魅力」に含まれます。グルメ、演出、ファンの応援など自分が応援するチームのホーム会場とはコンセプトが異なるそれぞれの魅力に触れることができることも大きな特徴です。

ちなみに、私は選手紹介の演出が好きです。

近年ではアリーナ建設やスタジアム建設が盛んに行われています。「東京ドームに行ってみたい!吹田スタジアムに行ってみたい!沖縄アリーナに行ってみたい!」など会場自体への関心も増えています。

これから、スタジアム目当ての方はますます増えてきそうです。新しい会場に足を踏み入れる時のワクワク感はたまりませんね。

④周辺観光

アウェイファンはもちろん「試合」がメインになりますが、隙間時間で近くの観光地を訪れ「アウェイツーリズム」を楽しむファンも増えています。

せっかくアウェイに訪れるのであれば観光や地元のグルメは食べたくなりますよね。チームゆかりのスポットや地元の人気スポットなどの場所があるかどうかも選ぶ基準になります。

以前アウェイの試合観戦後、観光名所の城跡に赴くと同じくアウェイファンがたくさん押し寄せている光景を見ました。

「試合のついで」として観光地を訪れる人がこんなにいるとビックリしましたし、同じアウェイファンとともに城を登っていくのはなんだか面白かったです。

⑤思い出・おもてなしムード

良い思い出があるアウェイの地にはまた行きたくなります。

例えば「気持ちの良いおもてなしをしてくれた」「試合会場がとても見やすかった」「グルメが美味しかった」「会場の雰囲気がとても良かった」など。

試合の勝ち負けに限らず、その時感じた「良かった」という思い出は「また行きたい」という感情へと繋がり、アウェイの地へと足を運ばせる動機になります。

「おもてなし」をしてくれるかどうかは大事なポイントです。

https://www.jslink.jp/stadium/photo/?stadium=102&entry=816&no=1&category=area   より

試合になるとそれはまた別の話ですが、「アウェイファン、ウェルカム!」という雰囲気を感じると、試合がなくてもまた行きたくなります。なんなら今度は友人も連れて行こうと思います。

⑥クチコミ

スポーツファンはファン同士の横の繋がりが強いです。

知り合いやサポーターの思い出の共有は、わざわざお金をかけて遠くにいくアウェイ旅の様々な不安を「行ってみたい気持ち」に変えてくれます

私も、アウェイ遠征の先輩方からの情報を見つつ「来季はここの試合に行きたい!」とよく感じています。


選ばれるアウェイは、これらの「試合の面白さ」「立地、アクセスの分かりやすさ」「ドーム・スタジアム・アリーナ自体の魅力」「周辺観光」「思い出・おもてなしムード」「クチコミ」の6つを満たしていることが多い。

「アウェイ観戦を増やしたい」と考えているチームの方々は、ぜひご参考にされてみてください!

編集部おすすめの「選ばれるアウェイ」

これらの軸をもとに、編集部で「行きたいアウェイはどこ?」というアンケートをとってみました。

ミクニワールドスタジアム北九州/ギラヴァンツ北九州

・北九州のスタジアムは見やすいので評判だったので行ってみたい

ヨドコウ桜スタジアム/セレッソ大阪

・リニューアルしたので一度行ってみたい
・大阪で試合観戦→京都観光が毎年恒例だから

とどろきアリーナ/川崎ブレイブサンダース

・アリーナの雰囲気が良かった
・あの雰囲気のなかでクラフトビールを飲むだけでも価値あり

阪神甲子園球場/阪神タイガース

・ファンが作る独特の雰囲気がとても良かった

シティライトスタジアム/ファジアーノ岡山

・とにかくグルメが充実していた
・小さいフェスのような盛り上がりが心地よかった

みなさんの「お気に入りのアウェイ・アウェイスタジアム」についても、ぜひ、Twitterやnoteのコメントで教えてもらえると嬉しいです。
アウェイツーリズム マガジンの公式Twitter


初めて行く会場には「クチコミ」が、リピートする会場には「雰囲気」「グルメ」が、選ばれるアウェイの鍵になるように感じます。

クラブにとって「選ばれるアウェイ」になることは、観客を増やす施策の一つとして重要な視点です。

ファンは選んだアウェイの地へ行くために、交通手段や宿泊施設や周辺情報など様々な手配を行います。それは地域を活性化させる「アウェイツーリズム」に繋がっていきます。

皆さんもぜひ試合日程を見ながらアウェイ旅を楽しむ準備を始めましょう!
みなさんが思う「選ばれるアウェイ論」も教えてくださいね!

(執筆:アウェイツーリズムマガジン編集部員Kondo)

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アウェイツーリズムマガジン7月号のおすすめnote5選!

最後にアウェイツーリズムの楽しみや楽しみ方を書いているnoteを紹介します。

1:大いなる秋田 2022J2第10節 A秋田遠征 後編

秋田遠征の観戦記note。朝、地元の美味しいコーヒーを飲んでから、試合観戦するの憧れます!

2:新潟出身・横浜FCサポーターの私が、新潟をゴリ押しする【番外編:長岡エリアラーメン情報】

試合観戦後に立ち寄れる長岡のラーメン情報をまとめたnote。以前、アウェイツーリズム マガジンでも「スタジアム周辺サウナ」を特集しましたが、スタジアム周辺や移動前後に寄れる近くのラーメン特集もニーズありそうです。

3:アウェイ観戦のススメin金沢〜可能性を感じる街の匂い〜

これまでも何度も取り上げたことのある横浜FCサポーターのユージさんのnote。ユニフォームを着ての団体アウェイ旅も楽しそうですよね。道中の金沢グルメ情報も必見です。

4:【サッカー】カシマスタジアムの独特な文化〜「密輸」〜

カシマスタジアムでは、「スタジアムグルメ」を食べることができないアウェイサポーターの代わりにホームエリアのサポーターがグルメを購入してくれる独特な文化があるそうです。こうした形でのファンの交流、とてもユニークですね。

「密輸」は、「スタジアムグルメ」を食べれれないアウェイサポーターに代わって、ホームエリアにいるサポーターが、「スタジアムグルメ」を購入してくる行為だ。

5:Vol.49 多動でハイブリッドな1日〜後半戦:J2サッカー観戦ブラウブリッツ秋田対ロアッソ熊本〜(Chumbawamba「Tubthumping」)

地元だけどアウェイ席から観戦してみたKEITAさんのnote。新しいスポーツ観戦の楽しみ方としても面白い視点ですね。

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