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アウェイ旅って何が楽しいんですか?通算17カ所に通ったマリノス・コアファンに聞いてみた

こんにちは。アウェイツーリズムの魅力をお届けする「アウェイツーリズムマガジン」です!公式noteでは、アウェイツーリズムに関するコラムと、今月まとめたnoteをお届けしていきます。

今回のコラムでは、アウェイ旅常連U田さんに「アウェイ旅の楽しさ」をインタビュー!

アウェイに興味あるけど....とお悩みのみなさんに「アウェイ旅に行きたい!」と思っていただければ幸いです。クラブ担当者さんには、サポーターさんがこんな想いでアウェイの地に訪れていることを知っていただければと思います!

U田さんのアウェイ旅経験:横浜F・マリノスサポーター歴20年・これまでに行ったアウェイは計17カ所

ー初アウェイはどちらに?

U田さん:初めてアウェイツーリズムに行ったのはV・ファーレン長崎戦。長崎がJ1に昇格したタイミングで、友人と一緒に行きました。

マリノスを通じて仲良くなった人はたくさんいましたが、遠方まで一緒に行けるほど仲の良いサポーター仲間はいなくて。長崎には高校・大学が同じマリノスサポーターの友人と行きました。試合だけでなく、観光も宿泊も出来て楽しそうだったので。あとはノリです!

やはり試合以外にも「観光」という面で惹かれて長崎を選んだそうです。
長崎の良さはこの後に詳しくお話いただきました。

ーこれまで特に思い出に残っているのは、どんなアウェイ旅ですか?

U田さん:思い出に残っているのは、マリノスが2020年にACLに出場したため韓国に行ったことです。
スタジアムがソウルから結構離れていたのですが、サポーター有志がバスを調達してくれました。ソウル駅に集合して、バス18台くらいで全州ワールドカップ競技場まで行きました。

ソウル駅が試合日の新横浜駅ぐらいサポーターが多かったそう

現地の交通手段の調達には驚きました!
こういった働きかけがあると、初めてアウェイに行く人でも「他のファンも一緒だから大丈夫」と安心して行くことが出来ますね。恐るべし行動力👏

U田さん:日本のスタジアムとの違いは…売店のおばちゃんが雑でしたね(笑)。スタジアムグルメもカップ麺とスナック菓子ぐらいしか置いていなかったです。

韓国で観光している時もたまにマリノスサポーターに会いました。やっぱり韓国まで応援に来ている意識がお互いにあるので、知らない人なのに「どうも」と挨拶するのが嬉しかったです(笑)。

知らない人でも「同じスポーツクラブを応援している」という共通点。海外のアウェイという場所だからこそ、見えない結束がより強くなるのかもしれませんね。

U田さん:マリノスのサガン鳥栖戦が終わった次の日に、ギラヴァンツ北九州の試合をハシゴしたのも面白かったです。マリノスからレンタル移籍中の選手が北九州にいたので、応援に行きました。マリノスサポーターの知り合いも何人かスタジアムで会いました。考えることは同じですね。

二つの会場の距離感

ハシゴのコツは、移動距離と時間をしっかり調べて泊まる場所を決めることです。バスの本数とかもあるので、事前の下調べは徹底します。基本はYahoo!乗り換えアプリを使ってます。

行ってからはノープランなことも多いですが、行くまでの下調べはしっかりと済ませ、スケジュールを立てることがアウェイツーリズムの基本の「き」ですね!

ー旅の醍醐味を教えてください!

U田さん:地元スーパーの物価や特産物を見るのが好きです。現地のお酒を買ってホテルで飲んだりもします。

こちらは韓国のスーパー

U田さん:最初は名物グルメから入って、各地域の美味しいお店を探します。
例えば「大阪だと粉物!」だけど、本当は美味しいカレー屋さんがあるので遠征慣れしている人はそれを食べてます。

他にも京都のスーパーで、「以前高級ホテルに勤めていた方がお寿司握っているから凄い美味しい」という情報があったので行ってみたら、他のマリノスサポーターがいたこともありました。

旅に美味しい食べ物はつき物です。こういった情報はTwitterで頻繁に共有されるそう。
基本は、#fmarinos で同じくアウェイきてる人の投稿を見たり、フォローしてるマリノスサポーターのツイートで情報得ているそうです。

ーアウェイ観戦する場所は、何を基準に選びますか?

U田さん:試合会場だと、席からの見やすさとアクセスですね。席からの見やすさは、サッカー専用スタジアムだとピッチが近くて見やすいです。マリノスのホームである日産スタジアムは陸上トラックがあるので、サッカー専用スタジアムに行くと羨ましく思います。

見やすい!行きやすい!は鉄板なんですね。

U田さん:アウェイ側にグルメがほぼないスタジアムとかは正直残念ですね…(笑)。アウェイ側もお金払ってるんだから…と不満に思う人も多いです。

さまざまな観点から見て、長崎はアウェイツーリズムとして本当に行って良かったです。

長崎おもてなしロードの歓迎ぶり

長崎は、HPからも魅力が伝わりますね。おもてなしが街全体に感じられるのは、過ごしていて気持ちがいいです。

ーお得にアウェイツーリズムする工夫は?

U田さん:交通手段は出来るだけ安く済ませるようにします。飛行機はマイルでタダ!新幹線とホテルのセットで安くなるプランもあります。あとは、ホテルはagodaだと安くてキャンセル無料のプランがあるのでそこで探します。バス・電車の一日乗車券は意外とお得なので調べてます。

コロナ禍だと急遽試合が無くなることもあるので、「キャンセルができるか」、または「振替ができるのか」は絶対に見ます。

移動中も楽しみます!

費用がかさむほどに行く気力も段々と薄れていくのがこのアウェイツーリズム。。。耳寄りな情報です。

U田さん:試合日程が発表されたときにはもう行きたいアウェイに目星をつけておきます。「この日程は連休だから値段高いな」とか「イベントと被るから人が多いな」などを考えて、時には諦めます。

全国各地の行事に詳しくなりそうだとインタビュー陣は感じました。
そういったイベント情報もTwitterで回ってくるそうです。Twitter強し!

ー旅先でのちょっとした失敗話を教えてください

U田さん:あんまり失敗した話はないんですが...。一個あったのは、古い民宿に泊まったことがあって…係員を大太鼓で呼ぶスタイルでした(笑)。そこでトイレ共用の宿は厳しいことを学びました。どこでも寝れるしこだわりはなかったのですが、いちいち部屋を出ることがめんどくさいなと思いました。それくらいです。

アウェイツーリズムは旅行とほぼ同じなので、「試合」という要素がはいったとしてもそこまで大きな変化はなく楽しむことができそうですね。

ーアウェイツーリズムのここが好き!というポイントを教えてください

U田さん:すれ違うマリノスファンと挨拶すること、マリノスのグッズを身につけて観光することが好きです。アウェイから来たことが伝わると、サッカーやホームクラブに興味が薄い街の人にも「ホームクラブを通じてこんなに人が来るんだ!」と伝わり、クラブがある”意味”を理解して貰えるのかなと。

自分のクラブに誇りを持っているからこそできる行動ですね。
グッズを身につけていると街の人から声をかけてもらったり、その会話から美味しいご飯屋さんを紹介してもらったりするそうです。アウェイツーリズムが生み出す新しいコミュニケーションですね。

勝った翌日は、グッズを身につけていると特に気持ちいいですとのことでした(笑)

これも自分のクラブに誇りを持っているからこそですね(笑)。アウェイにはミニサイズのマリノス君・マリノスケを連れて行って写真を撮るそうです。かわいい。

まとめ

アウェイツーリズムには楽しい瞬間が満載です!

U田さん曰く「友人と行くときもあれば、1人で現地に行ってサポーター仲間と合流してご飯を食べて試合が終わると別行動で帰る」、ということもあるそうです。『現地に行けば誰かしらいる』というアウェイツーリズム常連だからこその強い考えですね...!

プロスポーツという地域に根付いている文化だからこそ、他のエンターテイメント以上に旅先での仲間や地元の人との交流も大きな魅力の一つと言えるでしょう。みなさんもぜひアウェイツーリズムぜひ始めてみてください。アウェイツーリズムの経験談もお待ちしております!

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アウェイツーリズムマガジン8月号のおすすめnote5選!

最後にアウェイツーリズムの楽しみや楽しみ方を書いているnoteを紹介します。

今年2回目のアウェイ京都遠征に行ってきた話|Estrella(エストレヤ)|note

リーグ戦でのアウェイ京都遠征の思い出を書いたnote。6,000字趙の大ボリュームの二日間の記録です。チケットの入手方法から当日の過ごし方、観光スポットの写真など、読んでいるだけで旅行したくなる記事です。

【番外編】スポーツ初観戦の初心者をアウェイ遠征に引っ張っていった話|wh_duck|note

スポーツ観戦に行ったことがない方を誘ったときのことを書いたnote。誰かを誘ってみようかな〜と考えている方は必見です。

HELLO,おかち旅(はじめまして)|おかちまい|note

フードクリエイターとして活動されているおかちまいさんの自己紹介note。写真がすごくきれいです!これからの更新も楽しみにしています。

"プライベートなキロクではあるものの、エスパルス好きさん、Jサポ勢さん、スポーツ観戦好きさん、旅好きさん、おいしいもの好きさんとつながれる場所にできたら!という想いを込めて…"

アウェイ観戦の楽しみ方 移動手段を楽しむ!?|空港人|note

アウェイ観戦での移動について、書かれたnote。分刻みのスケジュールに圧倒されます!こんな楽しみ方もあるんですね。

"九州アウェイを例に、これまで私が聞いたことがある(一部は経験したことがある)松本往復過酷アウェイ手段について紹介していきます"

なぜJリーグサポーターはアウェイ遠征に行くのか|レノファ二郎|note

アウェイ遠征の楽しみ方について考察したnote。応援・地元の雰囲気・観光・同じチームのサポーターと仲良くなるなどをポイントとして挙げられています。

サポーターはわざわざお金と時間をかけてアウェイに行くのか。家でDAZNで見ればいいじゃない?そう思う人もいるでしょう。ちょっと考えてみました。

アウェイツーリズムのこと(直近遠征報告兼ねて)|ぐります|note

前回のおすすめnoteで取り上げさせてもらった、ぐりますさんがアウェイツーリズム について続きを書いてくれました!(アウェイツーリズムマガジンのことも紹介いただき、こちらこそありがとうございます!)

アウェイサポ(ビジター)向けの案内については、入場列や会場時間、各種約束事の他にスタグルは全店行けますとか、導線はここ使ってね、とか試合毎に対応が変わってくるのかもしれませんが、そんな案内があると大変嬉しいです。(スタグル出店一覧で目星をつけてもそのお店は入れません、ということがある)

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