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Bリーグクラブのウェブサイト業界平均値:10月(PSI調べ)

Bリーグ開幕から約1ヶ月が経ちました。各クラブで様々な感染症対策を行い臨んでおり、チケットが完売しているクラブも多くありますね。前回はBクラブの開幕戦に伴う1週間におけるウェブサイトの基本的なデータを公開しましたが、今回は開幕約1ヶ月の基本的なデータおよびコロナ感染症対策のページがどれくらい見られているかを算出しました。

デバイス別・OS別・性別

前回B1・B2クラブのサイトに訪れるユーザーのデバイス別・OS別・性別を算出しましたが、1か月単位で見ても前回の数値とほぼ差はなかったため今回は割愛します。

B1クラブのサイト実績値

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B1クラブの10月における約1か月間のウェブサイトの実データを示しています。開幕戦前の1週間のデータとは異なり、各クラブともにホーム&アウェイそれぞれを経ているため、データとしても前回より確からしくなっている想定です。

同じB1クラブの中でも約1か月でページビューの平均値と最大値で15万の差があり、中央値と比較すると25万の差があることがわかります。25万という中央値で言う約1か月分のページビューに相当する差がわずか1か月でついてしまい、1年間では300万の差がつくことになります。

また、チケット送客率においては最大値と平均値で1.5%の差があり、バスケットLIVE送客率においては0.5%の差があります。月の平均セッションが14万ということを考えると、チケット送客率1.5%改善で月に約2,000件多くBチケへ送客できることとなり、バスケットLIVE送客率0.5%改善で月700件多く送客ができます。改めてご自身の関わるクラブのデータとこのデータを比べてみて、平均値や中央値より少ない場合には何が足りないのか?をぜひ検証いただければと思います。

B2クラブのサイト実績値

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こちらはB2クラブにおける10月の約1か月間のウェブサイトの実データを示しています。B1クラブと比較するとページビューやセッションなどはB1クラブの約半数となっていますが、チケット送客率やバスケットLIVEへの送客率などは高く、最も高いところでチケット送客率8.4%となっています。B2クラブは比較的観戦意向の高いユーザーがウェブサイトに訪れていると考えられます。

また、ページビュー、セッションともにB2クラブの最大値がB1クラブの中央値よりも下回っていることがわかります。デジタルにおいてはクラブの強弱や大小に関係なく自助努力で増やせるため、このデータからどのようなアクションを取るかが大切なポイントとなりそうです。

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さらに、B1・B2ともに開幕戦のチケット送客率、バスケットLIVE送客率と比べると下がってきています。この送客率の低下は、ニュースコンテンツのセッションが増えたことも影響していると考えられます。クラブによって差はありますが、実際にセッションの多い上位10ページにニュースページが多くランクインしており、直帰率も高いためニュースだけ見て離脱してしまうユーザーが多くいます。その反面、このニュースページからBチケやバスケットLIVEへの導線をきちんと設計ができれば送客率を上げることができるため、ここはぜひ改善をしていきたいポイントになります。

試合や土日平日で波はあれど、開幕戦の盛り上がりを維持し続けるためにSNSなどを通じたファン・ブースターとの日々のコミュニケーションが重要であり、いかにリピートしてもらうか、新たなファンに来てもらうかを考え施策を実行し、改善を重ねていくことが重要です。

感染症対策ページにおける実績値

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最後に、ユーザーがどれくらい感染症対策のガイドラインページを見ているかを示しています。Bリーグから発表された感染症対策ガイドラインに基づいて各クラブ運営していますが、独自にガイドラインを設定しているクラブもあり、アリーナへ試合を見に行こうと考えているユーザーにとってどのような対策がされているかというのはやはり気になるところです。

サイト内のコンテンツのひとつとしてガイドラインページを持っているクラブは、開幕戦と同時に多くのユーザーがページを見ており、参照元別ではSNSからの流入がニュースページと比べて11%高いことがわかります。コンテンツのひとつとしてクラブもSNSにて発信しやすく、かつユーザーのクリックを促すことにも繋がっているのではないかと考えられます。

また、サイト内コンテンツ、ニュース記事としてガイドラインページを持っているクラブともに、試合ごとにページビューが伸びており、ユーザーへ感染症対策について情報を届けられていることがわかります。試合会場へ訪れる人の不安や心配を取り除くということを考えても、こうした感染症対策に関するページは持っておいたほうが良さそうですね。

まとめ

【2020年10月のサマリー】
・デバイス別、OS別、性別は開幕1週間と比べて大きな変化はなし
・シーズンが本格的に始まってページビュー、セッションが増加
・ニュースコンテンツはページビューが高いものの直帰率も高いため、チケットなどへの導線を設置していきたい
・感染症対策に関して気にするユーザーは多いため、ニュースではなく固定URLのサイト内コンテンツが良い

今回は、前回に続きB1・B2クラブの開幕1か月の実データを出してみましたが、感染症対策ページがどれくらい見られているかなど、様々な視点から今後もデータ周りの発信をしていきたいと思います。どうやって数値を計測するのか?計測するために何を準備すれば良いのか?などは、先日PSIからリリースした『スポーツ団体向けウェブ解析ガイドライン』をご覧ください。そして、自身のクラブの状況を把握して、比較して、改善活動を行っていただければと思います。ご不明点や、自身のクラブの数値が知りたいなどございましたら、各営業担当かこちらまでお問い合わせください。

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PSIはスポーツのマーケティング・クリエイティブエージェンシーです。主にデジタルマーケティングを活用して、集客のお手伝いをしたり、デザインや映像の力でスポーツの魅力をもっと引き出したりして皆さんに届けています。
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