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Bリーグクラブのウェブサイト業界平均値(PSI調べ)

10月2日(金)にBリーグ2020-21シーズンが開幕しましたね!2019-20シーズンは新型コロナウイルスの影響でシーズン途中に中断してしまったこともあり、ファン・ブースターをはじめ選手や関係者の皆さんがBリーグ開幕を待ちわびていたのではないでしょうか?今後のシーズンの動向が本当に楽しみですね!

さて、今回はそんなBクラブ(B1・B2)の開幕戦におけるウェブサイトの基本的なデータを見てみました。対象クラブは、PSIのクライアントであり、Google Analyticsにて数値が計測できているB1・B2クラブとなっています。

デバイス別・OS別・性別

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B1・B2クラブともにモバイルからの流入が約8割となっています。スポーツチームに限らず様々な企業のウェブサイトもモバイルでいかに使いやすいか、といったモバイル最適化を意識していることもあり、今後はモバイルでの使用をまず何より意識したサイトやページ構成にしていく必要があると再認識させられました。

少し専門的になりますが、OS別で見ると約半分がiOSで、Androidが約30%となっています。つまり、半数のユーザーがITP(※)の影響を受けていると考えられます。これまでITPの影響を受けるのはSafariだけでしたが、2020年9月からiOS14ではChromeなどすべてのブラウザが対象となりました。これによって、Google広告やYahoo広告などによってページに訪れた場合、Cookieの保持期間は最大24時間となるため、リマーケティング(リターゲティング)広告が難しくなってきました。そのような影響も考えながら広告配信をしていきたいですね。
iOS14の影響に関してはこちらの記事をご参考ください。

※ITP(Intelligent Tracking Prevention)とは、ユーザーのプライバシー保護を目的としてAppleに搭載されたサイトトラッキングの抑止機能です。機械学習を用いてCookieの働きを制限することで個人情報のトラッキングを防ぎます。

また、性別で見ると、B1クラブは男性63%、女性37%に対し、B2クラブは男女比がほぼ50%となっています。Bリーグのファン・ブースターは女性が多いと言われていますが、特にB2クラブにおいて女性比率が高い結果となりました。皆さんが応援する(従事する)クラブではいかがでしょうか?ぜひそんな視点でも見てみてください。

B1クラブのサイト実績値

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B1クラブの開幕戦におけるウェブサイトの実データを示しています。クラブによってはチケットが早々に完売したり、ホームゲームではなかったりとそれぞれ状況は異なりますが、開幕戦1週間前の数値を平均値と中央値、そして最大値で出してみました。

同じB1クラブの中でも開幕前1週間でページビューの平均値と最大値で2万の差があり、中央値と比較すると4万の差があることがわかります。今回どのクラブが最大か、というところは伏せていますが、人気クラブであるか?デジタルの活用をしっかりできているか?というところでここまで大きな差がつくことがわかりました。ご自身の関わるクラブはこのデータと比べていかがでしょうか?そしてもし平均値や中央値より少ない場合には、何が足りないのか?をぜひ検証いただければと思います。

B2クラブのサイト実績値

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こちらはB2クラブにおける開幕戦のウェブサイトの実データを示しています。本データもクラブによって状況は異なりますが、開幕戦1週間前の数値を出しています。B1クラブと比較するとページビューやセッションなどは全体的に少ないですが、チケット送客率やバスケットLIVEへの送客率などは高く、B2クラブは比較的観戦意向の高いユーザーがウェブサイトに訪れていると考えれらます。

また、B1・B2合わせてですが、だいたいのウェブサイト滞在時間は2分半程度ということもわかりました。カップラーメンが出来上がる前に、もうウェブサイトから出て行ってしまう、というユーザー特性を理解した上でサイトの構造や構成、導線も考えていきたいですね。

さらには直帰率もリーグ全体で約50%ということがわかりました。1ページ見ただけでサイトを離れてしまうファンもしくは見込みファンが半分もいる、ということを知っておくことが大切です。この数値がダメ!ということではなく、それを知っていて打ち手を考えられるかどうか、が大切です。昨今ではSNSからウェブサイトへ訪れるユーザーが多い傾向があり、「該当のページを見る」という目的を満たした後にサイト内を回遊せず直帰するユーザーが増えています。これをOKとするか、もっと回遊してもらいたい!とするかはウェブサイトの目的次第で、これもまたクラブごとに違うと思います。データを知ってどうするか、このアクションが取れるかが大切なポイントです。

最後に、もっとも重要な指標となるBチケへの送客率ですが、最大値がB1・B2ともに8.1%と出ています。少なくともここまでは改善できる!ということですね。この数値が測れていること、がまずは重要で、その先にはこの数値を改善していくことが重要です。平均値と比較すると2%は改善できるということなので、セッションの平均が15,000という結果からすると、2%改善で300件はBチケへ多く送客できることになります。1週間という短い時間の中で、試合直前がやはりチケットの購買が進みやすいという傾向もあることを鑑みても、送客率8%を目指さない手はないですよね。今シーズンは観客動員が限定されることもあり、バスケットLIVEの利用も注目です。この送客率にもPSIは今後注目をしていきたいと思っています。

まとめ

今回はB1・B2クラブの開幕1週間前の実データを出してみましたが、今後も継続的にPSIからデータ周りの発信はしていくので、自身のクラブの状況と比較して、参考にしてもらって、改善活動を行っていただければと思います。どうやって数値を計測するのか?計測するために何を準備すれば良いのか?などは、先日PSIからリリースした『スポーツ団体向けウェブ解析ガイドライン』をご覧ください。その他ご不明点や、自身のクラブの数値が知りたいなどございましたら、各営業担当かこちらまでお問い合わせください。

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