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PSI代表 平地大樹のnote

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PSI代表の平地が世の中に発信したいことを様々なテーマで公開しています。
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#ビジネス

元アスリートが会社をつくったら、エモくて強い組織ができた

ぼくは26歳までバスケ選手だった。選手を引退したあと、人材会社とWEB会社を経て、スポーツビジネスの会社を起業した。 起業から10年。メンバーはもうすぐ50人になる。 ぼくが目指してきたのは「スポーツチーム」みたいな会社。 みんなで一緒に、勝利に向かって努力する。受注したら、みんなでハイタッチして褒め称える。「上司と部下」の関係じゃなくて、おなじ志をもつ「チームメイト」として接する。 そういう組織は、感情的になりすぎてうまくいかないと言われることもある。でも、いまのぼ

ぼくは社長だけど「評価制度」という言葉が嫌いだ

ぼくは「評価制度」という言葉が嫌いだ。 会社なのだから「制度」はつくらなきゃいけない。でも、仲間のことを上から下に「評価」するということに、どうしても違和感があった。 うちの会社は「自分がここで働きたいから働いているんです!」という人が多い。「働かせてもらっている」という感覚も、とくに古参メンバーはないだろう。 だからメンバーからも「好きで働いてるのに”評価”されるのってなんで?」 と言われて。ぼくも「いや、マジでそうなのよ。どうにかならんかな……」とずっと悩んでいた。

ジャイアンツ×東京ドームのリニューアルには、ビジネス的にもスゴい価値がある

プロ野球が開幕した。 それに合わせて、東京ドームがリニューアルした。言わずと知れた、読売ジャイアンツのホーム球場だ。 ジャイアンツの数十年の歴史のなかで、こんなに大きな変革はなかった。 「え、たかがリニューアルじゃないの?」と思う人もいるかもしれない。 でも、ちがうんだ。今回のリニューアルは、ジャイアンツや野球だけでなく、他のさまざまなスポーツにも大きなヒントをくれる激アツ事案なんだ。 どういうことか? ぼくなりに解説するのでちょっと聞いてほしい。 スタジアムは「

すべてのビジネスパーソンに伝えたい「スポーツを仕事にする」という選択肢

スポーツを仕事にする。 そう聞くと、多くの人は「ハードルが高い」「現実的じゃない」「アスリートになるってこと?」みたいなイメージを持つと思う。 学生時代に部活に打ち込んでいたり、家族でスポーツ観戦するのが好きだったり……。なにかしらの形で、スポーツに関わったことがある人はたくさんいる。 なのに、スポーツを「仕事」にする人は少ない。 それは、スポーツが「ビジネス」のフィールドとしてもすごくおもしろいってことが、ぜんぜん知られていないからだと思う。 ぼくはスポーツビジネ